インスタ映えカフェ

この記事は「☆ことり☆」が書きました☆

こんにちは、ミントチャッレディの「☆ことり☆」です。しばらく期間が空いてしまいましたが、友達に誘われて、「インスタ映えカフェ」なるものに最近行ってきたので、それについて調べて、書いてみました。

1. インスタ映えカフェとは

 「インスタ映え」とは、写真共有SNSアプリ「Instagram(インスタグラム)」に写真をアップロードして公開した場合に、見栄えが良くて素敵に見える、つまり映えるという意味で用いられる表現です。また、この「インスタ映え」という単語は、2017年ユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされ、見事年間大賞に選ばれました。インスタグラム、略してインスタは、写真や動画投稿に特化したSNSで、若い世代を中心に全世界で利用者を増やしています。

 このインスタは、これまでのSNSよりも写真や動画などのビジュアルが重視されているため、お洒落な写真を撮影して投稿するユーザーが多く見られることが特徴です。

 それに伴って、インスタ上でより注目を集めた場所へ多くの若者が訪れ、撮影をしてインスタ上に投稿するという現象も生じています。つまり、インスタ映えカフェとは、フォトジェニックでお洒落なカフェのことを指すのです。

2.日本におけるカフェ文化の起源

 日本におけるカフェ文化には、実は意外と長い歴史があることを皆さまはご存知でしょうか。

 1911(明治44)年3月「カフェー・プランタン」が現在の銀座に開店したことで、日本のカフェ文化が幕を開けました。それ以前にも類似の店はありましたが、カフェーと銘打って店を出したのは、このプランタンが日本初だとされています。

 プランタンでは、珈琲や洋酒を揃え、料理はサンドイッチやビフテキ、マカロニグラタンなど当時の日本では珍しいメニューを提供していました。そこには当時、著名な文人や画家、舞台人など時代の流行を担う人々が出入りしていました。そして同じく明治時代、洋食文化流入の本格化に伴い、続々とカフェが開業していきます。

 時代が昭和に入ると「飲食を提供しつつ女給のサービスを主体にする店」と、「あくまでもコーヒーや軽食を主体とする店」への分化が進みます。しかし、戦後の荒廃した日本で喫茶店が復活を見せるのは1947(昭和22)年からで、一般にコーヒーが再び広まるのは、輸入が再開された1950(昭和25)年以降となりました。

 そして、世の中が平静を取り戻すにつれ、そのときの世情を取り込んだ様々な喫茶店が登場します。1960(昭和35)年頃は個人経営の店が主流となり、店主のこだわりが店の個性として色濃く反映された喫茶店が人気を獲得します。1970(昭和45)年代以降は、コーヒーを飲むという行為がより大勢の人々に浸透し、珈琲専門店も数々登場しました。それはここ札幌でも例外ではありません。

 純喫茶オリンピア、エーデルワイスなど、行ったことがある方もいらっしゃるかと思います。

 また、時代の流れに伴って、少しの空いた時間を有効に活用したいというニーズに合わせた、従来の喫茶店に変わるセルフサービスのカフェが主流となっていきます。

 しかし現在では、今までに無かったこだわりを持つお店が登場するなど、カフェ業界に新たな変化の波が起きているのです。この波は、カフェ業界においては「サードウェーブコーヒー」と呼ばれています。

3.サードウェーブコーヒー

 サードウェーブコーヒーとは、2000年頃からアメリカにて始まった第3の波で、それぞれが高品質な豆を店舗にて自家焙煎し、バリスタが一杯ずつハンドドリップするコーヒー文化のことです。

 それまでのインスタントコーヒーなどの普及により急速に家庭に広まったファーストウェーブ、そしてチェーン系カフェ文化を示すセカンドウェーブコーヒーと対照的に、コーヒー豆の生産地・素材、そして挽き方や淹れ方、さらには店内のインテリアやカップのザインなど、今までには見られなかったはずの至るところにまで徹底的にこだわりを追求したものが、このサードウェーブコーヒーです。サードウェーブコーヒーの登場によって、お客様へ届けられるまで全ての工程にこだわるスペシャリティコーヒーというものが、カフェ業界全体で注目され始めています。

    こういったサードウェーブスタイルのカフェは主に個人経営のカフェが多く、それぞれが個性溢れる魅力を持っています。全国展開するチェーン系カフェでは到底真似できないような各々の魅力は、今どきの若者たちを中心に人気を博しています。そして、インスタでさらに全世界に発信されることによってさらなる人気を呼び、嬉しい悲鳴を上げている店も数多くあります。

4.浮き彫りになった問題点

  しかしその一方で、インスタ映えの弊害とも呼ぶべき問題も生じています。

  最近では、このインスタ映えがヒートアップすることで、インスタに写真を載せるためだけに食べ物を注文し、その注文した商品を食べ残すという事例が報じられています。決して目を背けることはできません。

  植物や動物など、他の命を貰い受けることで生きている人間にとって、食べ物を残さずにできるだけ完食しようとすることは、人間として当然ではないでしょうか。このような問題が起こっているということは、いちユーザーとして、それぞれが念頭に置いておかねばなりません。

著 ミントチャットレディ ☆ことり☆


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