婚活してみた

この記事は「☆ことり☆」が書きました☆

こんにちは、ミントチャッレディの「☆ことり☆」です。

ミント札幌のブログが出来ました!そして、私が一人目の担当に選ばれました。非常に光栄な事です。精一杯頑張りますので、宜しくお願い致します。

今回は、本業とチャットレディを掛け持ちで精一杯頑張っていると、やはり出会いが少ないので・・・。以前から興味があった、婚活をしてみた時のお話を書こうと思います。

1.生まれた結婚への焦り

今年に入って、これで何通目だろうか。可愛らしい華やかなデザインの封筒に視線を落として、肩を落として大きく溜息を吐いた。にっこりと満面の笑顔の後輩から昼休みに手渡された時の、到底言葉にはし難いどろどろとした醜い感情が胸中を支配し、思わずそれをグシャリと握り潰してしまった。言わずもがな、結婚式の招待状である。

    32歳女性。OL兼チャットレディ。独身。現在彼氏はいない。それが私だ。

    先輩の結婚式に参加して、自分もいつかこんな結婚ができればいいなと思いを馳せた過去をぼんやりと思い出す。その数年後には、友達の結婚ラッシュがやって来た。一応出席したものについてはそれぞれ笑顔で見送ったが、次第にその笑顔は引き攣っていった。そして今日は、とうとう後輩女子にまで追い抜かれてしまった。その場に居合わせた会社の同僚の何とも言えない気遣わし気な視線が、独身街道をひたすら邁進している孤独な女には酷く身に沁みた。

    今の時代、女性も結婚しなくても生きていける。それは私だって分かっている。けれど、いざ今から結婚相手を探すとするなれば、自分がもうそこまで選り好みできない立場に立たされていることも充分に理解している。周囲の友達は皆が皆大抵結婚しているし、子どもも生まれて育児に専念している同級生も多い。ましてや、出産にはどうしてもタイムリミットが付きものだ。正直、今の私に猶予はない。

    そうした環境に置かれているせいか、やはりどこかで結婚しなければいけないという思考が脳裏のどこかに蔓延っており、今や他人の幸せに寛容になれない自分がいるのだ。そんなこんなで考え始めざるを得なくなったのが、いわゆる“婚活”だ。

2.いざ、婚活へ

そもそも婚活とは、一体何なのであろうか。いわゆる結婚活動の略称であり、開催されている合コンやお見合いパーティーへの参加、または結婚相談所や情報サービス会社への登録など、結婚相手を見つけるために行う積極的な活動を指すという。

 今や婚活という言葉は一般的に使われているが、それでもいざ婚活を始めるとなれば、意外と勇気がいるものだ。

 しかし、このまま行動しなければずっと独身だ。アラサーになってしまえば、友達からの紹介はほぼないに等しいし、会社では出会いなんてものは到底期待できない。いい加減私だって腹を括らねばならない。ということで、私は意を決して、婚活を始めることにしたのであった。

まずは、インターネットで婚活パーティーを検索してみることにした。場所や年代、開催日などをそれぞれ入力して、自分の好みの条件で様々な出会いのイベントを探すことができる。今やインターネット上で通信をするオンライン婚活なんてものもあるらしい。ある程度目星を付けて申し込み、入金。当日になってある程度のお洒落をして、いざ、婚活会場へ。

    予定時刻の凡そ十分前に会場に到着して、規定のプロフィールカードを記入する。名前や年齢などの基本的な情報に加え、趣味やコメントなど、さらには職業や年収までを記載する自己アピールのためのカードだ。

    カードが書き終わった頃に、ちょうど予定開始時間になった。達者な話し口調の司会による流暢な進行によって、異性同士での一対一での自己紹介とトークタイムが始まった。数人の男性と約十分ごとに交代して会話を続けることで、そうして互いに相手を見定めていくのである。私は、その中の一人である三十代半ばの男性が気になった。プロフィールカードに記入されていた趣味が同じだということに気が付いて、大いに話が弾んだのである。清潔感があって、尚且つ価値観も似ていた。

    トークタイムの次に行われるのは、印象チェックタイムだ。先のトークタイムから互いに誰が気になっているかについての中間集計が取られるのである。気になる異性に対して参加者がメッセージカードを書き、スタッフさんが該当の異性にそのカードを渡すことで、次のフリータイムで会話をすることができる。私が例の男性にカードを書いたところ、幸いなことに、相手からもカードを受け取ることができた。

そうして最後の会話を終えると、いよいよマッチングタイムだ。マッチングカードに気になるお相手の番号を記入して、それによってカップリング発表がされる。マッチングしたカップルは、封筒を用いて個別にお知らせがされる。

    そこで無事にマッチングできた私は、例の男性と連絡先を交換することができたのである。

3.女性の幸せ

婚活パーティーに参加することはどっと疲れた。新しい人間関係を築くということは、やはり気力と体力が必要だ。しかし、私は今のところ例の男性とやり取りを続けることができている。

    思い切って婚活パーティーに参加してみたことで、私と同じような悩みを抱いている人たちが意外とたくさんいることに気が付いた。それはただの一時的な気休めなのかもしれないが、行動してみたことで確かに自信に繋がったと思う。

バリバリ仕事に専念する。専業主婦になって家事と育児に集中する。また、兼業主婦として仕事と家事との両立を図る。今や女性の理想の幸せの形というものは様々だ。

    恐らく、私の結婚はまだ先になるだろう。ただの恋人関係だけならばいいが、その先に結婚が待ち受けているとなると、一朝一夕で決めることができる話ではない。それでも、こうして結婚に対して前向きに考えることができるようになっただけ、私にとっては非常に大きな一歩だと言えるのではないだろうか。

    結婚できないこの状況について、いくら嘆いたとて仕方がない。この時代に合った幸せというものを、模索し続けていくしかないのだ。

著 ミントチャットレディ ☆ことり☆


logo

0120-747-099

MAILで応募
LINEで応募
line応募用QR

PAGE TOP